2歳になる2匹の猫と暮らす私がお伝えしたい猫を迎えるための準備に関する記事です。
1.ゲージ
必須です。まぁあなたの家に慣れるまでですが。我が家ではこのようなゲージをそれぞれの猫のために2セット買いました。
お迎えたての猫はあなたとあなたの家に当然不慣れです。というか警戒しています。そこでここが猫さんの場所だよ。ということで安心感を持ってもらうようにするためです。我が家の猫たちは最初の1週間は基本的にゲージの中にいて扉を開けてもあまり外に出ようとはしませんでした。2週目ほどから徐々にゲージの外の世界に興味が出たのかちょくちょく出てゲージの外で遊ぶようになりました。しかし寝るときはゲージの中で寝ておりました。1ヶ月程度経った頃から警戒心がほぐれてきたのか私と妻の寝るベットにきて一緒に寝る日も出てきました。
今でもたまにゲージの中で寝てます。やはり安心する場所は多いに越したことはないですね。
しかしながらゲージはホームセンターなどで10000円くらいするので予算にはご注意を。あと結構場所取ります。賃貸に住われている方はスペースの確保もお考えください。当然とりあえず猫さんを迎えてから考えるということはやめて下さい。
ということでゲージは猫さんにここがあなたの居場所だよという安心感を与えるために必須だと思います。
2.トイレ
そこらじゅうにおしっこ、うんちしたら流石に。。。と思ってためらっているあなた。私も最初はそう思ってかなり飼うのに躊躇していた事項です。しかし色々と調べると基本的に猫は綺麗好きで決まった場所にしか排泄はしないとのことです。少し安心しましたが本当にそうなのか。正直飼う寸前まで疑ってました。しかしいざ飼ってみると、本当に決まった場所にしかしませんでした。もう2年が過ぎようとしていますがトイレ以外では一切しません。我が家ではこのようなトイレを使っております。
本体、ペットシート、砂の合計で初期費用は5000円程度です。最初の頃はカバーをつけておくとより安心感が出て良いかと思います。あと、念には念をと心配な方は事前にペットショップからこれまで使っていたトイレマットや排泄物のかけらをもらってきて、新しく設置するトイレに入れておくとより良いと思います。猫は自分の匂いを覚えているようです。
余談ですが長毛種の猫は毛玉をたまにはきます。アニメのように丸い毛の玉をぽんっ。なんて夢物語ではないです。文字通り毛玉を嘔吐します。こればかりはトイレではやってくれません。覚悟しておいてくださいね。
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ペットとしあわせに暮らせる住まいを学ぶ
「ペット共生住宅管理士」
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3.えさ
年齢にあったものを選ぶことは当然だと思います。まず最初はペットショップで与えていた餌を購入するのが良いと思います。我が家の猫たちの場合は、クーアンドリクで購入したのですが、えさのサブスクプランに入っており年齢に応じた餌が定期的に送られてきます。3ヶ月に一度9000円程度です。結構高価ですが途中解約するとペナルティがあるようなので当分このままにしようと思います。あと我が家のケースですがペットショップで飼われていた時代ではウエットフードを与えていたようで、我が家に迎え入れてからも1週間程度同じように与えていたのですが、その間ずっと下痢を繰り返しておりました。獣医に診察してもらうとドライフードを推奨されました。というかなぜウエットフードを与えているのか意味がわからないという意見を頂きました。その猫さんにもよるかと思いますが獣医としてはドライフード推奨のようです。
それとおやつでスキンシップを図ろうという思いもお持ちではないでしょうか。自分の手からあげるとかなり癒されますよ。というか猫さんたちがエサをあげる時間になるとソワソワしたりおねだりしたりする仕草をを見てると一緒に暮らしていてよかったと思います。
4.水
ミネラルウォータとか専用のものを与えた方がいいの。と特別なものをというお考えは特に必要ないと思います。我が家では水道水をあげており今のところそれが原因の不調は見られません。日本に住んでいる以上水道水で特段問題ないのかと思います。余談ですがエサも水もなるべく器を直置きするのではなく猫さんたちが飲みやすい高さのものを用意したほうが良いと思います。我が家では餌代をDIYしてこんな感じにしております。
それと、ボトルタイプのものはあまり必要ないように思います。我が家では迎え入れた当初ゲージ内に設置しておりましたが正直あまりボトルから飲んでいませんでした。ペットショップでは器で与えていたのでやはり同じようにしてあげるのが一番良いのかと思います。器代は我が家では百均のものを使っております。
5.キャリーケース
お出かけ時は必須だと思います。猫さんたちは外に連れ出そうとするのがわかるのか抱っこしてだと結構暴れます。車内ではソワソワしたり発狂したりします。そこでゲージの理屈と同じで猫さんたちの安心の場所を確保してあげるというわけです。我が家ではこんなのを使っています。
一つ6000円程度だったと思います。それと子猫時代は割と体調不良になりやすいと思います。衛生面には結構気を使っている我が家ですが、花粉症になって目が腫れてみたり、原因不明の下痢になってみたり結構病院にお世話になる機会が多かったです。その際にはやはりキャリーケースに入れて連れて行くとあまり発狂しませんでした。その代わり一回入ったらなかなか出て来ず出すのに悪戦苦闘しました。余談ですがペットと泊まれる宿に一度行ったことがあるのですがその際にも大活躍でした。せっかくの綺麗な宿の部屋でも猫さんたちにとっては不安な場所。案の定キャリーケースの中が寝床になっておりました。それと宿にトイレがありましたが、家で使っているトイレを持っていって正解でした。少しかさばりますが猫さんたちのためにも持っていった方が良いかと思います。もしくはペットシートなど匂いのついてものを持参してみたほうが良いかと思います。
6.病気
前の項目でも触れましたが、子猫時代は結構体調崩しがちかと思います。近くに猫を診察してくれる病院があるか事前に調べておいて損はないと思います。それと去勢と避妊手術は正直可愛そうですが室内飼育で子猫を産ませてあげる気が無いのならしておくべきだと思います。発情期には発狂しマーキング行為等をするようなので。それと生殖器関連の病気は重く死にもつながるものも多いという事もあるようなので我が家では2匹とも施術済みです。それぞれ20000円ほどかかりました。それと子猫時代には予防接種なるものもあるのでその費用もかかります。一回2000円程度だったと思います。
ちなみにペット保険なるものがあります。人間の医療保険と同じ考えで少し安くお医者さんにかかれます。我が家の猫さんたちも加入済みで月2000円程度です。いざというときのため加入しておいた方が良いかと思います。
1 | ゲージ | ¥10,000 |
2 | トイレ | ¥5,000 |
3 | えさ | ¥3,000 |
4 | 器関係 | ¥200 |
5 | キャリーケース | ¥6,000 |
6 | 去勢・避妊手術 | ¥20,000 |
7 | ワクチン接種 | ¥2,000 |
47,000円程度です
7,000円程度です
7.心構え
猫さんたちとの憧れの生活。単に癒されたいと思って飼われがちですが(我が家でもそうでした)初期費用、維持費、急な病気と結構金額がはります。それは覚悟した上で迎え入れる準備を整えてください。単に場所の確保、物の確保だけではなくきちんと心構えをしておくべきだと思います。とはいえ我が家でもそこまで考えていたわけではなく、記述した必要最低限のものを把握したぐらいで決心したわけではありますが。。。
昨今の家中需要でペットにも目を向けられていることだと思いますが同時に安易に飼った結果、飼育放置や野生に放り出すなんて問題も起きているようです。どうかそうはならないように後先のことをなるべく細かく考えて決断して下さい。
そんな考えの一助にでもなれば幸いです。
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